今日は心理本の話を少し。
今、風舎の中尾里香先生から借りている本、
「カウンセリング解体新書」という、
心理カウンセラーである菅野 泰蔵氏が
書いた本を読み進めております。
里香先生がカウンセラーになる前、
まだ学校に行ってた頃に買った本で、
今だ時々読む、バイブルだそうです。
短編集みたいな構成で、
1話ごとにカウンセリングの実例が紹介されていて、
1話ごとに読み終えては感慨深くなる、
そんな本なのです。
とは言え。
まだ4話しか読めてへんけど笑
読むとイチイチ感慨深くなって、
数日そのカウンセリング実例について
考え込んだりするので笑
中々時間のかかる読み応えのある本なのですよ(^^;)
その中で、薬物中毒の方の事例で、
紹介されていた内容がとっても心に残りました。
そのクライエントさんは、何かにつけとにかく、
「私は特別なんです」と言う。
特別と言われると、なんだか遠ざけられてる気もする。
「特別」ということで、そこに逃げているわけですが、
今のそのクライエントさんが、
「そこに逃げ込むこと」が必要な事であり、
どれだけそれがその人を支えてるか、
というような事が書いてありました。
先生もよく、
「逃げる時は全力で逃げるのよ!」
なーんて、言われることがあるのですが、
心を守るために時には、
逃げることが大事な時ってあるし、
そんな自分を否定せず、
逃げる自分も良しとして受け入れる、
それが本当は大事なことなんですよね。
そしてカウンセラーって、
「否定しない」が大前提。
かと言って「称賛もしない」も大前提。
それは何度も教えてもらいました。
セルフカウンセリング、傾聴、
そして今のカウンセリング心理学。
その時々でこのことは大事な事だなって。
目の前の「今のこの人」を
そのまま肯定する。
そしてそれがどれだけその人の力になるか。
わたしもカウンセリングを数回受けて、
そのことを身をもって、自分の体験としても、
教えて頂いた気がします。
そんなことをじーんとしながら考えたら、
えらいタイムリーに、先生がこんなブログ書いてました。
ちょっと!
シンクロしてるじゃないの!笑
あーーー続きが楽しみだ(⌒∇⌒)
■カウンセリングルーム風舎 2022/2/28 ブログ
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