心理な学びの毎日に

奈良で心理学にハマるアラフィフ女子のひとりごと

自尊心と愛情

ちょっと前にアメブロの方で、
今受けてるカウンセリング心理学の
レッスン3回目の時の事を書きました。

ameblo.jp


ここにも書いた、
先生から教わったとっても大切なこと。
こっちにももう一度書いておきたいと思います。

以下、先生からのお話。
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ここに来る人達というのは、
自分を変えたいと思っている、
向上心のある人達。
だから自分を変えたくって、
心理学とかの色んな本を読んでくる人も多い。
だけどそれでも自分が変われないと、
そんな自分がダメだと思ってる人も多い。

だけど「自尊心」というのは、
他人との間で育まれるもの。
他人との関係性が必要なんです。
いくら本を読んでも、
そこにはコミュニケーションがないから、
実感が伴わない。

「あなたは今のあなたのままでいいんですよ」

誰かからの、
その投げかけがあって初めて。
I’m OK
となれるんです。
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「I'm OK. You're OK」

これは、エリックバーンが提唱した、
交流分析という心理学の基本的概念です。
カウンセリングルーム風舎で先生は
この言葉をテーマにしておられます。

先生がよく言ってるのは、

まずI'm OKが先に来るんです。
You'reが先じゃないんです。
まず自分がOKになって初めて、
あなた、が来るんですよ。

と、おっしゃっています。
自己肯定ができて初めて他者肯定ができるんだと。
だけどその、
自己肯定感を高めるための、自尊心。
それは、

「あなたは今のあなたのままでいいんですよ」

そう誰かから認めてもらえて初めて、
あぁわたし、このままでいいんだぁ、
ってなれるんだと。
自尊心には人とのコミュニケーションが必要なんだと。
人は一人じゃ生きられない。
そんなことを実感したレッスンでした。

わたしが里香先生のカウンセリングを受けて、
風舎の心理学レッスンを受けるようになってから、
自分自身が気が付いた、
びっくりするほどの一番の変化、
というものがありました。
それは、

不特定多数への承認欲求がなくなった

ということでした。
それどころか、
承認欲求そのものが薄くなり、
どうでもよくなりました。
SNSでの投稿も、すっかり減ったかな笑
それは、自分で自分にOKを
出せるようになったからでした。
そしてそれは間違いなく、
里香先生からもらった愛情であり、
あなたはあなたのままでいい、
あなたのままが素晴らしい、
そう言い続けてもらえたからでした。

それは人とのコミュニケーションにおいて、
とっても大切なことなんだと思います。


先生から最近教わったことの中で、
とっても印象に残った話があるのですが、
それは愛着障害についてのお話。
AC(アダルトチルドレン)についての説明の中で
教えてもらったことなのですが、
こんな話をされました。
とっても感動したので、書いておきます。


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愛情をあげる方、もらう方、
それぞれが愛情と感じる形には
ズレが生じることがある。
例えばもらう方が丸い形を愛情だと感じる人なのに、
あげる方が三角の愛情しかもたず、
三角をあげ続けていても、
もらう方は愛情だとは感じない。
そうやって欲しい愛情をもらわずに育った人も
ACになるんです。

だけどそれがやがて、親ではなく違う人からでも
その人にとって必要な愛情をもらっていると、
あぁ、あの三角も愛情だったんだ、
わたしは愛情をもらっていたんだ、
そう気づく時がくるんです。

例え、三角の愛情すらもたない、
つまりは愛情のまったくない親に育てられた人でさえ、
ここに来られて愛情を受け取れるようになると、
「親は元気でいてくれればそれでいいと思えるようになった」
そうおっしゃる日がくる。
そんな人を幾人も見てきて、
そう言えるって本当にすごい人だなって、
わたしも本当に感動するんです。
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愛着障害については先生もブログで最近書かれています。

愛着形成は、何歳からでも可能です。 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

 

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